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チャレンジ精神を持って、次のステージへ~JFAアカデミー熊本宇城 8期生卒校式~ #jfa #JYD

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JFAアカデミー熊本宇城平成30年度8期生の卒校式が3月9日(土)、宇城市総合文化センター・ラポートで行われました。来賓や保護者、所属チーム関係者、在校生など多くの人に見送られ、8期生18名が次のステージへと巣立っていきました。岩上和道日本サッカー協会副会長は、今後の活躍に期待を込め、「これからも常にチャレンジ精神を持ってさらなる成長を遂げてほしい」とエールを送りました。

卒校生コメント

向井貴都選手(8期生:中3/川崎FC)
以前は自分で抱え込んでしまう性格でしたが、すぐに声をかけてくれる仲間がいてくれたおかげで、今では自分から気持ちを打ち明けられるようになりました。共に過ごした仲間の存在はとても大きかったです。
小川中学校では生徒会長になることができました。放課後には生徒会活動が入り、みんなよりサッカーの練習時間が短くなるリスクはありましたが、人前に立って自分の意見を伝える大切さを学び、苦手なことを克服するという成果を得ることができました。進路先でも自分をより良くする決断を見極め、苦手なことを恐れず挑戦していきたいです。

森田大智選手(8期生:中3/FCKマリーゴールド天草)
小学校の頃、世界とは程遠くどのようなものかさえも想像がつきませんでした。そこで僕は3年前、天草からこのアカデミーに入校しました。アカデミーでは、何事も高い基準での要求をされました。次第に出来ることが増えたと感じていましたが、海外遠征では食事がまともに食べれず、試合で動けず、いつもとは全く違う海外という環境で自分の力を発揮することの難しさを経験しました。
世界で活躍するには、サッカーはもちろんですがメンタル面の大切さも学ぶことができました。これからも、サッカー、人間性、両方の面でも素晴らしい選手を目指し、夢である世界で活躍するプロサッカー選手になります。

在校生コメント

後藤亨選手(9期生:中2/西南フットボールクラブ)
お世話になった8期生への感謝の気持ちを込めて司会進行をしました。僕は今まで、滑舌良く話すのが苦手でした。今回は自信を持って司会を務められるよう、伝えたいことがしっかり伝わるように、ゆっくり、はっきり、話す練習を繰り返しました。
前日のリハーサルでは会場の動きを確認したり、語尾の話し方に課題があることに気づけたので、本番までに修正することができました。
卒校式では、自信を持って司会者としての責任を果たすことができたと思います。

安達秀都選手(9期生:中2/ソレッソ熊本)
送辞をやろうと思ったのは、今までの感謝の気持ちを伝えたかったからです。
8期生には2年間で多くのことを学びました。トレーニングでは、パススピードや球際の強さ、特に考えながらプレーしていたことは印象に残っています。生活面では、8期生が率先して時間やルールを守るように呼びかけてくれたので、自分が最上級生になった時に何をしなければいけないか見通しを持つことができました。
アカデミーの先頭に立ち、責任感を持って行動してくれた8期生は、僕たちの誇りです。送辞の経験を生かし、これからは自分がアカデミーや学校において先頭に立って行動ができるようにしたいです。


フットサル日本女子選抜 トリムカップに向けトレーニングを開始 #jfa #nadeshiko

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フットサル日本女子選抜チームは、3月13日(水)より大分県別府市にてトレーニングキャンプを開始しました。

チームは15日(金)より大分県別府市で開催されます「日本トリムPresents第11回全国女子選抜フットサル大会(トリムカップ2019)」に出場するため、14日までの2日間トレーニングキャンプを行い、昨年アルゼンチンでのユースオリンピックで銀メダルを獲得したU-18日本女子代表選手を中心に、14名の選手で大会に臨みます。

監督・選手コメント

木暮賢一郎監督
選手全員がモチベーション高くトレーニングに臨んでくれ、良い初日を迎えられたと思います。練習会場を提供してくれたバサジィ大分に感謝しています。明日のトレーニングでは今日以上のクオリティーを求めトレーニングに臨みたいと思います。毎年、トリムカップに招待してくれているフットサル連盟並びに日本トリム様に、感謝の気持ちを選手一丸となってプレーで表現したいと思います。

FP #8 前田海羽選手(福井丸岡RUCK)
キャンプ初日、午後からトレーニングを行いました。戦術の確認などをし、コミュニケーションをとりながら良い雰囲気でトレーニングできました。短い期間ですが、大会に向けていい準備をしていきたいと思います。明日も頑張ります!

FP #14 勝俣里穂選手(フウガドールすみだレディース)
日本女子選抜に選出されて、素直に嬉しいです。そして、今回はユースオリンピックで世界2位を取ったメンバーが全員いるので、一緒にプレー出来ることがとても楽しみです。チーム最年長ですが、一番吸収して成長し結果にこだわっていきたいです。木暮監督の目指すフットサルをピッチで体現するためには、しっかり理解し、仲間と共有し、個性を知ることが大事になってくると思います。そのためにコミュニケーションを沢山取り、最高の準備をしたいと思います。

スケジュール

3月13日(水)PMトレーニング
3月14日(木)AM/PMトレーニング
日本トリムPresents 第11回全国女子選抜フットサル大会
3月15日(金)13:30第1戦 vs. 東京都選抜 (別府市総合体育館「べっぷアリーナ」メインアリーナ)
3月16日(土)9:30第2戦 vs. 山口県選抜(別府市総合体育館「べっぷアリーナ」メインアリーナ)
15:10第3戦 vs. 愛媛県選抜(別府市総合体育館「べっぷアリーナ」メインアリーナ)
3月17日(日)9:30/10:55準決勝(別府国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」)
15:00決勝(別府国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

JFAアカデミー福島男子9期生 イタリア遠征を実施 #jfa #JYD

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JFAアカデミー福島男子9期生(高2)は3月2日(土)から11(月)までの10日間、イタリア遠征を実施しました。

現地の地元クラブとのトレーニングマッチや、現地でのトレーニングを行い、チームの強化に取り組みました。

トレーニングマッチでは、フィジカルの強い相手に対してどのように戦うのかを考え実践し、成果と課題を整理することができました。また、セリエAの試合観戦や世界遺産観光など海外遠征ならではの貴重な経験ができ、有意義な遠征となりました。

アカデミー生コメント

石尾陸登選手(高2:9期生)
今回のイタリア遠征では、多くのことを学ぶことができました。サッカー面では相手選手のフィジカルが強い中で、どうやって自分たちの長所を活かすことができるかを考え、テクニックや組織力を強みに試合では勝利することができました。また、日本とは違う文化に触れ、日ごろ経験できないことを経験したことで大きな刺激になり、サッカーに対する考え方や、日ごろの取り組みについて改めて考える良い機会となりました。

植中朝日選手(高2:9期生)
今回の遠征で特に印象に残ったことは現地でのトレーニングマッチとセリエAの試合観戦です。トレーニングマッチではフィジカルが強い相手に対してどう戦うのかを考え、実践することができたと思います。また、アウェーのなかでの戦い方や、感情のコントロールなど日本ではなかなか経験できないことを感じることができてよかったです。セリエAの試合観戦では世界のトップレベルの選手たちがどのうようなウォーミングアップをして試合に臨んでいるのかを学ぶことできました。
今回の遠征で得たことを残りのアカデミー生活に生かしていきたです。

狩野奏人選手(高2:9期生)
遠征では練習試合を3試合行い、セリエAの試合を2試合観戦しました。練習試合では自分たちの特徴である、テンポよくボールを動かしながらゴールへ向かうことができたり、フィジカルが強い相手に対しても身体を張ってゴールを守ることができました。セリエAの試合観戦では、試合はもちろんのこと、ウォーミングアップやスタジアムの雰囲気など世界のトップの選手を間近で見ることでき、貴重な経験となりました。あと1か月でリーグが開幕します。今回の遠征での成果と課題を整理し、良い準備をして開幕を迎えたいと思います。

JFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプがJヴィレッジでスタート #jfa #JYD

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3月15日(金)、JFAエリートプログラム女子U-13の活動がJヴィレッジ(福島県)でスタートしました。この年代は昨年5月のキヤノン・ガールズキャンプからスタートし、韓国遠征を経て今回が3回目の活動となります。北海道から沖縄まで、全国から選出された23名の選手は、午後にJヴィレッジへ到着すると早速ピッチに立ち、トレーニングを行いました。エリートプログラム初招集の選手も多く、緊張もありましたが、トレーニングやオフザピッチでの時間を通してお互いの距離を縮めていきました。

明日16日(土)からは、午前・午後にトレーニング、ゲームを行っていきます。

コーチコメント

金野結子コーチ(ナショナルトレセンコーチ/JFAアカデミー福島)
JFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプが好天のもとJヴィレッジでスタートしました。選手たちは静かながらもリラックスした様子で初日のトレーニングを迎えました。初日は「ポゼッション」をテーマに、パス&コントロールの質を上げること、常に味方や相手を観てプレーすることを強調しながらトレーニングを行い、最後11対11のゲームを行ってこの日のトレーニングを終えました。夜のミーティングでは、元なでしこジャパン監督で、現在Jヴィレッジ副社長を務める上田栄治さんより、Jヴィレッジが2011年3月11日に発生した東日本大震災から再開するまでの軌跡についてレクチャーをしていただきました。震災当時の記憶がある選手も多く、真剣な面持ちで話に聞き入っていました。加藤賢二監督からは、改めて「世界のなでしこになる」ことについてやこれまでに取り組んできたことについて再度の確認がありました。活動は2日目、3日目とも午前にトレーニング、午後に男子チームとのトレーニングマッチを予定しており、選手にはこれまで積み上げてきたことを積極的にチャレンジしてもらいたいと思います。

選手コメント

田中聖愛選手(アルビレックス新潟レディースU-15)
今回、このキャンプの目標は色々なことにチャレンジすることです。ピッチ上では自分の苦手な間で受けるということを進んで取り組んでいきたいです。得意なドリブルは今以上にできるようになりたいです。サイドでのドリブルや相手との1対1、たくさんの種類のフェイントなどチャレンジしていきたいです。また失敗をしてしまった時は、なぜ失敗をしてしまったのだろうと考えて失敗を次につなげていきたいです。ピッチ外ではたくさんの人とのコミュニケーションを意識していきたいです。その人の得意、不得意を知ってプレーに生かしていきたいです。そして、ここでサッカーをできることに感謝して充実したトレーニングキャンプにしたいです。

竹内愛未選手(浦和レッズレディースジュニアユース)
キャンプ初日、集合した時は知っている選手があまりいなくとても心配でしたが、自ら声をみんなにかけるよう意識しました。そして東日本大震災から8年という月日がたち、この素晴らしいピッチでプレー出来る事に感謝し日本の代表としては恥ないプレー、そしてオフザピッチの面でも自己管理して自分のために、チームのために行動していきたいと思いました。パスコントロールなど基礎的な練習をし、最後には全面を使い11対11をしました。明日は午前練習をして、午後は福島県のチームと試合をするので、早く仲間と絆を深め試合に勝ちたいと思います。そのために、睡眠などのオフザピッチにも気をつけ、コンディションを整えたいと思います。

中嶋美悠選手(北海道リラ・コンサドーレ)
私は今回初めてエリートプログラムに参加しました。1日目を終えて感じたことは自分と周りを比べると自分の技術が劣っていることです。ですが、ハードワークや自分から仕掛けるなど、すぐに実践できることを積極的にやりたいと思います。今回のキャンプテーマ「観て・聞いて・感じる」を意識したいです。また、東日本大震災の影響を受けたこのピッチでプレーできることに感謝し、楽しみたいです。今回のキャンプを通して新しい課題や今までの成果を発見してこれからに繋げたいです。そしてオフザピッチでは、体調管理をしっかりと行い明日からの3日間は自分が今出来ていないことを改善していきたいです。

スケジュール

3月15日(金)PMトレーニング
3月16日(土)AM/PMトレーニング
3月17日(日)AM/PMトレーニング
3月18日(月)AMトレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

JFA トレセンコーチ研修会開催報告 #jfa

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3月12日(火)から15(金)日の4日間、JFAトレセンコーチ研修会が静岡県御殿場市で実施されました。この研修会は、全国で行われるトレセン活動に関わるトレーニングメニューの確認や指導力向上を目的とし、毎年実施されており、今回はトレセンコーチ、ナショナルコーチングスタッフ約60名が参加しました。

日中はU-12、U-14、U-17の指導実践を行い、夜には振り返りの講義やナショナルコーチングスタッフによる代表活動報告が行われました。

 

コメント

山橋貴史ユース育成サブダイレクター
研修会には日本代表コーチングスタッフも参加してもらい、トレセンのトレーニングメニューを検証しました。昨年のロシアワールドカップでの日本の戦いから成果と課題を共有し、ワールドカップで優勝するために日常から世界基準に近づけるようにディスカッションを行いました。最終日には日本代表森保監督も来ていただき我々に話をしてくれました。今年も地域・FAの皆さんと「個の育成」をしていくことを確認して研修会を終えました。

2019年JFA・なでしこリーグ特別指定選手に千葉玲海菜選手(筑波大)を承認 #jfa #nadeshiko

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公益財団法人日本サッカー協会は、2月28日付で千葉玲海菜選手(筑波大)を「2019年JFA・なでしこリーグ特別指定選手」として承認いたしました。

2019年JFA・なでしこリーグ特別指定選手

選手千葉 玲海菜(ちば れみな)
ポジションMF
生年月日1999年4月30日
身長/体重162cm/50kg
所属元筑波大
所属歴すずかけサッカースポーツ少年団⇒リベルダード磐城⇒藤枝順心高
受入先ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
承認日2019年2月28日

2019年JFA・なでしこリーグ特別指定選手制度

目的:サッカー選手として最も成長するユース年代に組織や連盟等の垣根を越え、「個人の能力に応じた環境」を提供することを目的とする。
概要:プレナスなでしこリーグ2019(1部/2部)に加盟していないチームに所属する各年代の日本女子代表選手またはそれに準ずるレベルの選手の中から、日本サッカー協会女子委員会の認定を受けた選手が、所属チーム登録のままプレナスなでしこリーグ2019加盟チームで活動し、さらにその試合に出場することを可能にする。

JFAアカデミー堺 5期生卒校式を実施 #jfa #JYD #nadeshiko

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3月13日(水)J-GREEN堺にて、竹山修身堺市長、赤須陽太郎スクールマスター、今井純子女子委員長をはじめとする多くの方々に見守られる中、JFAアカデミー堺5期生(中3)の卒校式が行われました。

13日(水)午前10時から、3年間通学していた堺市立月州中学校の卒業式が行われ、校長先生から授与された卒業証書を手にした5期生の12名は、誇らしげな表情で寮に戻ってきました。

午後からのJFAアカデミー堺の卒校式では、今井純子女子委員長より「大変な時にこそアカデミーのフィロソフィーを思い出してください。夢ははっきりと持って、夢にはどうやって近づいていけるかを具体的に考えながら頑張っていきましょう」とはなむけの言葉がありました。
その後、赤須陽太郎スクールマスターより卒校証書が授与され、5期生の12名は、3年間の学びを振り返ると共に、ひとりひとりが未来への決意を表明しました。
卒校生は、コーチやスタッフ、後輩達に見送られ、3年間共に過ごした仲間との別れを惜しみながらも、互いにこれからの活躍を約束し合って、JFAアカデミー堺を巣立って行きました。

JFAアカデミー堺 5期生進路先一覧

名前ふりがな進路先
朝倉 加奈子あさくら かなこ大阪学芸高等学校
大西 夏奈おおにし かな岡山県作陽高等学校
大場 柚季おおば ゆずき神戸弘陵学園高等学校
奥田 愛理おくだ あいり福井工業大学付属福井高等学校
川嶋 真代かわしま まよ大阪学芸高等学校
北岡 梨愛里きたおか りあり大商学園高等学校
香山 京子こうやま きょうこ兵庫県播磨高等学校
作山 亜沙美さくやま あさみFCヴィトーリア
篠田 帆花しのだ ほのか日ノ本学園高等学校
恒石 彩華つねいし あやか福井工業大学付属福井高等学校
徳弘 海羽とくひろ みはね追手門学院高等学校
松崎 花菜まつざき はな藤枝順心高等学校

アカデミー生コメント

朝倉加奈子選手(中3:5期生/岡山湯郷Belle Espoir)
アカデミー堺での3年間で、私はたくさんのことに挑戦してきました。挑戦してきたからこそたくさん失敗し、自分を見つめ直すことができたと思います。挑戦とは、強い相手や困難なものごとに勇気を出して立ち向かうという意味です。しかし私は、アカデミー堺での生活を通して、挑戦は立ち向かうという意味だけではなく、自分の弱点に気づくきっかけだと感じました。挑戦しなければ自分の弱点には気づけないし、改善することはできません。アカデミー堺で励んできたからこそ、自分なりの挑戦という言葉の意味を見つけられたと思います。卒校を迎えた今でも、まだまだ課題はたくさんあります。これからは、違う環境での生活が始まり、サッカーでも人間性でもさらに成長したいです。課題を改善し、成長するために、私はこれからも挑戦し続けます。

松崎花菜選手(中3:5期生/FCヴィトーリア)
私はJFAアカデミー堺で過ごした3年間を誇りに思います。アカデミーでは、サッカーでも生活でも、毎日努力した結果、できなかったことができるようになったり、新しい発見ができたり、たくさんのことを身につけることができました。私が何よりも誇りに思うのは、3年間ともに成長し、良きライバルでもあった5期生のみんな、悩んでいるときや上手くいかないときにはアドバイスをくれたコーチのみなさんです。苦しいときや悩んでいるとき、一緒に乗り越えてこれたし、そのおかげで仲間の大切さを知ることができました。アカデミーで過ごした3年間を誇りに、高校生になっても、良い人間関係を築き、サッカーでも生活でもたくさんのことを身につけてレベルアップしていきます。

正木美里選手(中2:6期生/Atletico FeminA)
私は在校生を代表して送辞を読みました。5期生の先輩の大切な卒校式で、自分が失敗してはいけない、と思ってとても緊張しました。でも、気持ち良く送り出せるように頑張ろうと思いました。私がJFAアカデミー堺に入校したばかりで何もわからないとき、5期生のみなさんは何事も一つ一つ丁寧に教えてくれました。そして、いつも礼儀正しくてアカデミー生としてふさわしい行動でリードしてくれました。これからは私たち6期生が最高学年になります。最高学年としての自覚を持ち、後輩たちの模範となれるように頑張っていきます。

西嶋桃花選手(中1:7期生/RESC GIRLS U-15)
私は卒校式で司会を担当しました。急ぎすぎずに、会場の状況を見て話し始めることを心がけました。とても緊張しましたが、練習をしているときから、3年生から「頑張って」と声をかけてもらっていたので頑張ることができました。卒校式では、3年生が決意表明を発表しました。3年間積み上げてきたことを自信を持って発表している姿が本当にかっこいいと思いました。先輩たちは、サッカーのトレーニング中に私が困っているとアドバイスをしてくれたり、助けてくれました。5期生のような、優しくて尊敬される先輩に、私もなりたいと思います。

JFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプ、4日間の活動を終える #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプが18日(月)、最終日を迎えました。活動2日目にはビアンコーネ福島U-15と、3日目にはJヴィレッジSCとのトレーニングゲームを実施。どちらも男子チームとの対戦ではありましたが選手たちは自分たちの持ち味を存分に発揮し、優勢に試合を運びました。

また、オフザピッチでは3日目夜に、国際審判員の小泉朝香さんを講師に迎え、審判員やルールについてのレクチャーをしていただきました。普段、意識することが少ない審判やルールについて、その重要性を改めて理解する機会となりました。4日間の活動を終え、選手たちはそれぞれに感じたことを胸に、明るい表情で解散し、帰路につきました。
この年代の次の活動は、U-14として海外遠征、そして韓国チームを迎えての日韓交流事業を予定しています。

コーチコメント

加藤賢二ナショナルトレセンコーチ(JFAアカデミー堺)
4日間という短期間のトレーニングキャンプでしたが、選手一人一人が意欲的に取り組んでくれたことで、とても充実した活動にすることができました。営業を再開したJヴィレッジでは素晴らしい環境のもと集中して活動することができました。初めてJヴィレッジに来た選手がほとんどでしたが、震災から営業再開までの復興の道のりを学ぶこともできました。
前回の活動から約半年が経っていますが、前回の遠征に参加したメンバーは、身体が一回り大きくなり、フィジカル的に大きな変化が見られました。そしてそのフィジカルの向上がプレーにおいてもプラスに作用している選手が多く、力強さ、ダイナミックさ、キレのあるドリブルなどが加わり、男子チームとのトレーニングゲームでも優勢に試合を進め、球際で負けることもありませんでした。守備では粘り強い対応で相手の好機を阻止する場面が何度も見られました。練習試合でもトレーニングでも、「状況に応じて相手の変化を観ながら対応すること」を求め続けましたが、多くの選手は観るものが増え、相手の変化に対応したプレーを見せてくれました。日常の自チームの活動でしっかりと積み上げてきている選手たちですが、この4日間でさらに多くの積み上げができたと思います。今後は一つ一つのプレーの精度を高めることを選手たちには求め、次回のエリートプログラムU-14としての活動での再会を約束しました。

選手コメント

谷川萌々子選手(JFAアカデミー福島)
今回のキャンプでは、素晴らしいサッカー施設であるJヴィレッジで、全国から集まった最高の仲間とサッカーをすることができ、とても楽しく、そして様々なことを学ぶことができました。練習では、一人一人が高い意識を持ち、とても良い練習をすることができました。トレーニングゲームでは福島の2チームと戦い、1試合目は勝つことができなかったのですがとても良い試合だったと感じました。2試合目は、勝つために一人一人が最後のところで決めきることができたので、勝ちにつながりました。今回のキャンプでたくさんのことを学び、また、課題も見つかったので、もっとレベルアップしてまたみんなと会いたいです。ありがとうございました。

今井双葉選手(松江シティRagazza)
私は今回、初めてこのキャンプに参加しました。知っている選手が誰もいなく、この中で3泊4日、自分のプレーを出し切ることができるのかすごく不安でした。でも、私にとってこのキャンプは勝負だと思って参加をしたので、自分のことや自分のプレーを知ってもらうためにも、積極的に話しかけるように心がけました。キャンプが終わって感じたことは、自分はまだまだ成長できるということです。みんなよりもできていないことがあるからこそ、意識して改善すれば、もっとレベルアップできると感じました。そして、このような素晴らしい環境でサッカーができるのは、いろいろな人たちのおかげなので、これからも感謝の気持ちを忘れずに、このキャンプで学んだことを生かしてサッカーをしていきたいです。

米口和花選手(日テレ・メニーナ)
私が今回のキャンプで目標としていたことは、試合を無失点で終えることと、オンザピッチ、オフザピッチともに積極的に行動することです。キャンプを終えて、目標が果たせたか振り返ってみると、できなかったことが多かったように感じます。特に試合では、1対1の強さや味方とのコミュニケーションが不足して得点を許してしまいました。なので、1対1が強くなるように何度も練習したり、味方に声をかけて点を取られないようにしていきたいです。また、今回のキャンプでは、日本の良さと課題についても知りました。日本の組織力や技術の良い部分をもっと伸ばして、決定力などの課題についてはもっと改善していきたいと思いました。また、今回のキャンプで学んだことをチームでも生かしていきたいと感じました。

スケジュール

3月15日(金)PMトレーニング
3月16日(土)AM/PMトレーニング
3月17日(日)AM/PMトレーニング
3月18日(月)AMトレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。


JFAアカデミー福島女子 マインドマップで1年の振り返り #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミーでは、学校のカリキュラムとは別に寮生活の中でさまざまな取り組みを行い、社会をリードする人材の育成を目指しています。JFAアカデミー福島は、3月12日(火)に自分自身や仲間を知ることを目的とした「ライフスキルプログラム」を実施しました。このプログラムでは、この1年で頑張ったことや今後頑張りたいことなどを書いて木の枝のように伸ばす「マインドマップ」を中学生全員で作成し、この1年の振り返りを行いました。

アカデミー生コメント

松窪真心選手(中2:12期生)
12日(火)に「ライフスキルプログラム」があり、中学生全員で今年度の振り返りをマインドマップにまとめました。「今年度頑張ったこと」「今年度頑張りたかったこと」「来シーズン頑張りたいこと」、この3つを柱としました。チームとして今年度に頑張ったことは、強く正確なパスを出すことです。昨年のJFA全日本U-15女子サッカー選手権大会でも優勝するための1つの武器になりました。これは来シーズンも継続したいです。また課題として運動量はチーム全体で底上げしなくてはいけないと思います。この1年はたくさんの事を学び、お互いに刺激し合い高め合えた年でした。全員で振り返り、来年の目標も明確になってよい時間となりました。ここで振り返ったことを活かしていきたいです。来年は最高学年になりチームを引っ張る立場になるので、気を引きしめて頑張ります。

鹿島彩莉選手(中1:13期生)
今年度最後のライフスキルプログラムがありました。学年ごとに1年間の振り返りを模造紙にまとめて発表をし、発表後に中学生全員で1年間の振り返りをしました。入校してこの1年で13期生もご飯食べる量が増え、体力も少しづつついてきたと思います。後輩も入ってくるので次は先輩として後輩たちを引っ張れるように思います。

古賀塔子選手(中1:13期生)
今回のライフスキルプログラムでは2018年度の振り返りを行いました。パスの精度や質、オフではあいさつなどいろいろ良かった部分を改めて知る事ができました。その一方で全員が声かけをしたり、自信をもってプレーするなどまだまだ足りていない部分も見つかりました。今回の振り返りで見つかった改善点をなおせるように来シーズン、中学2年生としての役割を果たしながら、1年生も話しやすい雰囲気をつくれるように頑張っていきたいです。

フットサル日本女子選抜 準優勝でトリムカップを終える #jfa #nadeshiko

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3月15日(金)より17日(日)まで大分県別府市で開催された、日本トリムPresents第11回全国女子選抜フットサル大会で、フットサル女子日本選抜チームは準優勝で大会を終えました。

初戦は東京都選抜との対戦。前半こそ緊張が見えましたが、後半からは声も出て、2-1で勝利。2戦目の山口県選抜では、初戦に比べ選手同士の連携も良くなり、4-1で勝利を収めました。
第3戦は愛媛県選抜との試合は、同日に行う試合ということもあり体力的にも厳しい中、ベンチも一体となって声を掛け合い、積極的な試合運びで2-0で勝利。3連勝で1次ラウンド突破を決めます。
準決勝は、地元大分県選抜との対戦。スピードの早い大分県選抜を前に、拮抗した試合展開となりましたが、1-0で接戦を制し、決勝に駒を進めました。

決勝は兵庫県選抜チームとの対戦。日本選抜は、兵庫県選抜の攻守両面における組織的なプレーと強度に苦しめられ、惜しくも0-4で敗れ、準優勝で大会を終えました。
大会終了後、小西鉄平フットサルテクニカルダイレクターは、「個々が強くなるためには日々の生活から」と声をかけ、選手たちはAFC女子フットサル選手権2020に向け成長することを誓いました。

試合結果

一次ラウンド

第1戦:vs 東京都選抜 2-1(0-0、2-1)/得点者:宮本麻衣、オウンゴール
第2戦:vs 山口県選抜 4-1(4-1、0-0)/得点者:オウンゴール、安部美楽乃、追野沙羅、池内天紀
第3戦:vs 愛媛県選抜 2-0(1-0、1-0)/得点者:池内天紀、追野沙羅

決勝ラウンド

準決勝:vs 大分県選抜 1-0(1-0、0-0)/得点者:江川涼
決勝戦:vs 兵庫県選抜 0-4(0-1、0-3)

監督コメント

木暮賢一郎監督
まずは改めてフットサル連盟と日本トリム様に感謝を述べたいと思います。また選手の所属先クラブの関係者の皆様方にも感謝しています。今大会に関しては、ユースオリンピックで活躍した選手達に国内で戦う場を作りたいという部分と、2020年のAFCフットサル選手権へのプロジェクトの一環と位置付けとして臨みました。
また1年前のトリムカップから比べると、各地域でも世代交代や若い可能性のある選手達が数多く見られました。日本の女子フットサルが更に発展していく可能性を非常に感じた素晴らしい大会であったと同時に、代表監督として改めて身の引き締まる大会でありました。

選手コメント

横山凜花選手
合宿も含め5日間とても充実した日々を過ごすことができました。初めて一緒にプレーする選手とも積極的にコミュニケーションをとり、試合を重ねていくたびに成長を感じられました。今回の経験を無駄にせず、成長し続けていきたいと思います。

江川涼選手
私たちは大会2日前に現地入りし、3セッションの練習で戦術の確認などし調整してきました。試合を重ねていくごとにチームとして成長が感じられ、結果は準優勝でしたがとてもいい経験になったと思います。
今回の活動は育成年代の強化、2020年のAFC選手権に向けての強化という位置づけでしたが、今後の代表活動にも招聘してもらえるよう日々努力していきたいと思います。そして短い期間ではありましたが、練習施設の提供をしてくださったバサジィ大分の皆様、フットサル連盟の皆様、運営の皆様、日本選抜に携わっていただいたすべての方々に感謝申し上げます。

スケジュール

日本トリムPresents 第11回全国女子選抜フットサル大会
3月15日(金)2-1第1戦 vs. 東京都選抜 (別府市総合体育館「べっぷアリーナ」メインアリーナ)
3月16日(土)4-1第2戦 vs. 山口県選抜(別府市総合体育館「べっぷアリーナ」メインアリーナ)
2-0第3戦 vs. 愛媛県選抜(別府市総合体育館「べっぷアリーナ」メインアリーナ)
3月17日(日)1-0準決勝 vs. 大分県選抜(別府国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」)
0-4決勝 vs. 兵庫県選抜(別府国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」)

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

JFAエリートプログラム女子U-14トレーニングキャンプ(3/25 - 28@岡山)メンバー・スケジュール #jfa #JYD #nadeshiko

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スタッフ

監督:狩野 倫久 カノウミチヒサ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ/SAGAWA SHIGA FC)
コーチ:松本 克典 マツモトカツノリ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ/学校法人尚志学園尚志高等学校)
GKコーチ:轟 奈都子 トドロキナツコ(日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)

選手

GK
山﨑 琳 ヤマザキリン(浦和レッズレディースジュニアユース)
田村 亜沙美 タムラアサミ(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
田島 伊織 タシマイオリ(INAC神戸U-15)

FP
土方 麻椰 ヒジカタマヤ(日テレ・メニーナ)
柏村 菜那 カシムラナナ(日テレ・メニーナ)
正野 瑠菜 マサノルナ(マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース)
當房 皆都 トウボウミト(シーガル広島レディース)
山本 心 ヤマモトココロ(アンジュヴィオレBINGO)
中野 琴音 ナカノコトネ(熊本ユナイテッドSCフローラ)
田中 晴菜 タナカハルナ(FC BASARA甲賀レディース※JFAアカデミー堺)
根府 桃子 ネブモモコ(ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ)
鈴木 愛理沙 スズキアリサ(ヴィクサーレ沖縄フットボールクラブ・ナビィータ)
安藤 麻耶 アンドウマヤ(ツエーゲン金沢U-15津幡)
大曽根 由乃 オオソネヨシノ(スフィーダ世田谷FCユース)
松窪 真心 マツクボマナカ(JFAアカデミー福島)
浅田 幸子 アサダサチコ(FCヴィトーリア※JFAアカデミー堺)
中村 晏実 ナカムラアミ(益城ルネサンス熊本FCフェニックス)
佐々木 理緒 ササキリオ(JFAアカデミー福島)
大山 愛笑 オオヤマアエム(日テレ・メニーナ)
金井 里和 カナイリワ(クラブフィールズ・リンダ)
伊藤 琴音 イトウコトネ(常葉大学附属橘中)
首藤 優里 ストウユリ(FC今治ひうちレディース※JFAアカデミー今治)
小山 史乃観 コヤマシノミ(セレッソ大阪堺ガールズ)

スケジュール

3月25日(月)PMトレーニング
3月26日(火)AM/PMトレーニング
3月27日(水)AM/PMトレーニング
3月28日(木)AMトレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

2019年JFA・Jリーグ特別指定選手に紺野和也選手(法政大)を認定 #jfa

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公益財団法人日本サッカー協会は、3月19日付で紺野和也選手(法政大)を「2019年JFA・Jリーグ特別指定選手」として認定しましたので、お知らせします。

2019年JFA・Jリーグ特別指定選手

選手紺野 和也(こんの かずや)
ポジションMF
生年月日1997年7月11日
身長/体重161cm/58kg
所属元法政大学
所属歴吉川ホワイトシャークサッカースポーツ少年団⇒CLUB ATLETICO ALEGRE⇒武南高
受入先FC東京
承認日2019年3月19日

JFA・Jリーグ特別指定選手とは

目的:サッカー選手として最も成長する年代に、種別や連盟の垣根を超え、「個人の能力に応じた環境」を提供することを目的とする。

概要:全日本大学サッカー連盟、全国高等学校体育連盟サッカー部、またはJクラブ以外の大学運営(学校法人)のチームに所属する学生選手、もしくは日本クラブユースサッカー連盟の加盟チームの所属選手を対象に、JFAが認定した選手に限り所属チーム登録のまま、Jリーグ等の試合に出場可能とする。

フットサルGKキャンプ2019東日本(3/30~3/31)メンバー・スケジュール #jfa #JYD

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スタッフ

GKコーチ:内山 慶太郎 ウチヤマケイタロウ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:山田 マルコス勇慈 ヤマダマルコスユウジ(立川・府中アスレティックFC)
コーチ:鈴木 隆二 スズキリュウジ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)

選手

石井 遥斗 イシイハルト(ペスカドーラ町田U-18)
石崎 尚 イシザキナオ(順天堂大フットサル部GAZIL/jfc)
伊名野 慎 イナノシン(バルドラール浦安セグンド)
太田 圭 オオタケイ(フウガドールすみだファルコンズ)
田淵 広史 タブチヒロシ(名古屋オーシャンズサテライト)
土岡 優晟 ツチオカユウセイ(帝京長岡高)
中澤 航 ナカザワワタル(S.B.F.C.LONDRINA U-18)
西 滉太 ニシコウタ(高松商業高)
本地一樹 ホンジカズキ(中央学院高)
茂呂 翔也 モロショウヤ(フウガドールすみだバッファローズ)

スケジュール

3月30日(金)PMトレーニング
3月31日(土)AMトレーニング

※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。

アカデミー福島男子 ジュニアユースの日常生活について ~JFAアカデミー福島男子スタッフ通信Vol.12 #jfa #JYD

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー福島のレポートを担当するのは芝脩希総務です。

寮生活

JFAアカデミー福島で、中学生の選手たちのサポートを担当している芝です。今回は、JFAアカデミー福島男子のジュニアユース(中学生)の日常について紹介します。
中学生の選手たちの活動の場は、主に「ピッチ」、「学校」、「寮」この3つです。フィロソフィーにもある「常にどんな時でも~」の通り、ピッチ以外の場面においても、選手たちはアカデミー生であることが求められています。「ピッチ」での活動は過去にもカテゴリーごとに記事が掲載されているので、今回はピッチ以外の部分である「学校」と「寮生活」を中心にお話ししたいと思います。

JFAアカデミー福島では、ロジング(完全寄宿制)形式を採用しているため、選手たちは6年間、寮生活を送ることになります。同じ中学生といっても、中学1年生は親元を離れることによって、掃除や洗濯など身の回りのことを全て自分でしなければならなくなり、中学2、3年生は自分のすべきことに加えて、後輩のサポートをしていかなければなりません。
また、生まれも育ちも異なる者同士の共同生活となるため、自分のルールブックが通用するとは限りません。お互いの自由を承認するために、自分が一歩退かなければならない局面も必ずでてきます。そういったことを学びながら選手たちは日々、寮生活を送っています。
次に平日のスケジュールについても触れておきます。表1を見てわかる通り、中学生は非常にタイトなスケジュールのなかで生活しています。表には記載していないですが、学習時間には、自学自習の他に「公文式」や「英会話」、「学習サポート」などのJFAプログラムを実施しています。

中学生 平日スケジュール(表1)

6:006:106:257:107:4515:3016:00
起床5S活動朝食登校学校下校トレーニング
18:1018:1518:4519:5020:5022:0022:30
帰寮入浴夕食学習自由時間週番活動消灯

こういったタイトなスケジュールをこなすことによって、選手は時間を管理する力、事前に行動を計画する力、次の行動に向けて準備する力などを身につけていきます。なかには時間にルーズになる選手もいますが、そういった時には周りの選手が注意やサポートをするといった行動も、学年が上がるにつれて徐々に見られるようになっていきます。

中学校での生活

中学生は地元の公立中学校である御殿場市立富士岡中学校に通っています。中学校では、クラス委員長や富陽祭(体育祭・文化祭)の実行委員などを任される選手も多く、様々な場面において、リーダーシップを発揮しています。ただし、自分たちの得意なことだけではなく、まずは中学生の本分である学習にきちんと取り組まなければなりません。選手によっては消灯時間を延長して学習に取り組む選手もいますが、まだまだ取り組む姿勢が甘い選手も見られます。
中学校において、サッカーが上手いことは何も意味をなしません。授業をしっかりと受けること、与えられた役割をきちんと果たすことの方が中学生として重要です。サッカーが上手くても、義務を果たせない選手はエリートとは呼べないのです。
JFAアカデミー福島では、スタッフが選手の学習成績を把握するため、図2のような個票を作成しています。これを用いて、考査後に個人面談を実施するなど、選手の成績向上に向けて働きかけるようにしています。

中学校での生活は、スタッフの目から離れることで、選手の「素」が出る場面となります。アカデミー生活を送っていると、どうしても関わる人が限定されがちなので、「素」の状態で様々な人たちと関わることのできる中学校での生活は、選手たちにとって社会性を身に着ける良い機会となっています。

エリートを目指して

JFAアカデミー福島では、フィロソフィーのもと選手育成をおこなっていますが、中学生の選手たちは必ずしも時々で正しい行動が取れるわけではありません。むしろ普通の中学生と同じで多くの失敗を犯してしまいます。彼らはまだまだ完成したエリートではないのです。
しかしながら選手たちは、「いつの日かそうなる、ならなければならない」という思いを持ちながら、日々アカデミー生活を送っています。

JFAアカデミー今治 2期生との3年間 ~JFAアカデミー今治スタッフ通信Vol.6 #jfa #JYD #nadeshiko

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JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー今治のレポートを担当するのは影山啓自チーフコーチです。

アカデミー入校

チーフコーチの影山啓自です。2期生担当コーチとして、今回は3月15日に卒校した2期生(中学3年生)の3年間を振返ります。

振り返れば3年前、『なでしこジャパンになる』と大きな夢と希望をもって入校してきた12名ですが、当時その夢にはまだ具体性はなく、何となく遠くに輝く星を見ているかのような、大きくも淡い、まさに『夢』でした。

JFAアカデミー今治での生活が始まり、毎日のトレーニングや所属チームでの活動を積み重ねていくうちに、彼女たちはエリートやナショナルトレセンに選出されたい、所属チームで全国大会に出たい、アカデミー内の自分以外の選手の活躍に自分も負けたくない、といった気持ちが見えるようになりました。入校から一年が経過すると、それは自身の短期目標、目の前の挑戦に変わり、日々のトレーニングや学校生活、寮生活での行動に変化が見られるようになりました。しかし、そう簡単に結果が伴うわけでもなく、悔し涙を流し、選手同士で励まし合い、切磋琢磨の日々を過ごしました。

その中で少しずつ結果が出てくる選手、またなかなか目に見える結果が手にできず悩む毎日の中で、『本当に大切なことは何か』と選手たちに問いかけることも増えました。目の前の結果、短期での結果ももちろん大切ですが、『みんなの大きな夢は何か』。全てはまだまだ夢に向かう途中であり、大切なのは『プロセスをいかに継続して積み上げられるか』ということに、次第に選手たちは向き合い始めたと思います。

中期目標づくり

アカデミー2年目を迎え、自身の短期目標に向けて、そのプロセスに向き合うことができるようになってきた選手たちに、『3~5年後の自分』について考えてもらいました。その中にはもちろん進路も含まれますが、どこに行くかではなく、どうなっていくべきか、各高校・クラブの特色や詳細を調べることも必要ですが、あくまで夢に向かう自分の心に向き合ってもらいました。これは実際に簡単なことではなく、大いに悩んでいました。この中期目標づくりというのは、実は大人でもとても難しいことだと感じています。『夢』に向かって、これからの自分に必要なことは何か、またどうすれば近づいていくことができるのか、『夢への距離』を具体的に想像すること、その中期的な目標づくりがまたひとつ彼女たちを成長させたように思います。

最終学年を迎えて

最終学年ではアカデミー最上級生となり、自身の目標、所属チームや各活動の中で結果を出すことの難しさに直面しました。今までは自分自身のチャレンジ、取り組みによってその目標に向き合ってきました。しかし最上級生となり、自分自身の努力以上に後輩や仲間の力の発揮なくしては結果がでないことに気付きました。その中で彼女たち自身の『責任』や、またそれに応えていく『誇り』について向き合い、『夢』に向かう難しさに対して、それぞれのプロセスが少しずつ具体性を増していく様子に成長を感じました。

卒校を迎えて

卒校を迎えた選手たちの決意表明では『なでしこジャパンになる』という決意が連なりました。3年前と何一つ変わらないその言葉には、このアカデミーでの3年間で積み上げてきたプロセス、感謝と自信に満ち溢れていました。大きく淡かった『夢』が、入校時よりもさらに大きく強くなって卒校していく姿を見て、喜びと同時に感謝の気持ちが絶えません。2期生12名のこれからの前途に、苦難の先に幸多かれと願います。2期生卒校にあたり、日頃より我々の活動に多くのご理解、ご協力いただいたすべての方に感謝、御礼申し上げます。


JFAアカデミー今治 2期生が卒校 #jfa #nadeshiko #JYD

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JFAアカデミー今治は、3月15日(金)に愛媛県今治市朝倉公民館にて、JFAアカデミー今治2期生(中3)卒校式を行いました。

越智博今治市副市長をはじめとするご来賓や地域の方々、中学校の先生方や保護者、在校生など多くの方にご出席いただきました。2期生12名は、3年前に入校式で行った決意表明と同じ言葉であらためて決意を述べ、各自がこの言葉の意味を考え続けた3年間の想いや、これから進む新たなステージでも夢に向かって挑戦し続けることを誓いました。選手たちは、3年間共に過ごした仲間や支えてくださった多くの方々への感謝と、これから出会う仲間や新しい環境への期待を胸に、それぞれの夢に向かって進んでいきます。

JFAアカデミー堺 2018年度卒校生進路先

名前ふりがな進路先
越智 れもんおち れもん高知高等学校
川﨑 和音かわさき なお十文字高等学校
佐藤 千優さとう ちひろ大阪学芸高等学校
志津 七海しづ ななみ鳴門渦潮高等学校
髙取 遥香たかとり はるか大阪学芸高等学校
高橋 雅たかはし みやび大商学園高等学校
兵頭 來良ひょうどう らいらFC今治ひうちレディース
松本 彩良まつもと あいら福井工業大学付属福井高等学校
丸尾 日奈子まるお ひなこ十文字高等学校
村上 穂乃実むらかみ ほのみ広島文教女子大学附属高等学校
毛利 亜美もうり あみ佐久長聖高等学校
吉見 真冬よしみ まふゆFC今治ひうちレディース

卒校生コメント

佐藤千優選手(中3:2期生/FCバイエルンツネイシレディース)
3年間のアカデミー生活が終わりました。卒校式にはたくさんの方々が来て下さり、私たちの晴れ姿を見てもらいました。決意表明で挑戦について「今日でひとつの挑戦が終わり、また新たな挑戦が始まる」と私は言いました。そして、その新たな挑戦とは夢への挑戦と言いました。JFAアカデミー今治での3年間で夢への階段を少し登ることができました。入校した時は夢がはっきりとしてなくて、ただただサッカーが楽しいという気持ちで取り組んでいました。しかし時間が経つにつれて、夢を具体的かつ自信をもって言えるようになり、チームのことを考え、サッカーをリスペクトできるようになりました。このような成長ができたのは私だけの力ではないことはわかっています。怪我した時に励ましてくれた仲間、いつでも応援してくれた両親、そして私に寄り添ってくれたスタッフの方々がいてくれたおかげです。その中で自分自身と戦い成長できました。これから先、簡単に乗り越えられるものばかりではないと思います。だけど、それをどう乗り越えるか、自分にどうやって勝つかがこれから大切になってくると思います。夢を叶えるための挑戦ならば私は絶対にやめません。叶えた後に最高の笑顔が待っていることを忘れずにこれからも挑戦します。

毛利亜美選手(中3:2期生/FC今治ひうちレディース)
3年前の春に入校してもう3年が経ち卒校となりました。この3年間たくさんの人に助けられここまで成長することができました。ありがとうの言葉以外伝えることはありません。そして、卒校式で語った決意表明を胸に高校生活を送り自分の夢を見失わず前進していきます。ここで出会った仲間でありライバルたちと大きな舞台でもう一度一緒にプレーします!その時は今治の地に感謝と感動を届けたいです。

在校生コメント

河合梛月選手(中2:3期生/アンジュヴィオレビンゴ)
今年の卒校式を通して、やっぱり2期生はすごいなと感じました。決意表明では、2期生の一人一人の言葉に重みを感じ、とても感動しました。それとともに、2期生と過ごした日々を思い出しました。34人で戦ったJ-GREEN SAKAI Lady's Festival、いつも勝てなかった紅白戦、普段の日常生活など、2期生との思い出は数えきれないほどあります。それを思い出すと、涙がこみ上げてきました。2期生とのお別れは寂しいけれど、最後は笑顔で送り出すことができて良かったです。4月からは5期生が入校してきて、最上級生となります。最上級生になるという自覚を持ち、言動・行動に責任を持ちたいです。そして、1.2期生が創り上げてきた伝統を引き継ぐとともに、1.2期生を超えるようなプレーヤーになりたいです。

磯野美桜選手(中1:4期生/F.C.コーマレディースアザレア)
私にとって2期生は、目標であり、あこがれの存在でした。2期生は入校当時と同じテーマの決意表明をしました。一人一人が胸を張って堂々と発表していました。この一年間、2期生はJFAアカデミー今治の中心となって私たち3.4期生を引っ張っていってくれました。何をやるにしても、全力でやりとげる先輩の姿はとてもかっこよかったです。4月には、後輩が入ってきます。先輩になるという自覚をもって、一つ一つの行動に責任を持とうと思いました。そして、いつまでも2期生の背中を追い続けて、いつか2期生より素晴らしい選手になります。

2019 タウンクラブ・中体連キャンプ(4/1~4/4@静岡県)メンバー・スケジュール #jfa #JYD

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スタッフ

監督:西川 誠太 ニシカワ セイダイ(公益財団法人日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:大橋 浩司 オオハシ ヒロシ(公益財団法人日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)
コーチ:小川原 周太 オガワラ シュウタ(札幌市立啓明中学校)
GKコーチ:前田 信弘 マエダ ノブヒロ(公益財団法人日本サッカー協会ナショナルトレセンコーチ)

選手

GK
1 根山 翔伍 ネヤマショウゴ(スプレッド・イーグルFC函館)
22 高野 日向 タカノヒュウガ(東海スポーツ)
23 柳 陽太 ヤナギヨウタ(柏ラッセルフットボールクラブ)

FP
3 柳 欧治郎 ヤナギオウジロウ(ウインズフットボールクラブU-15)
4 辰巳 悠河 タツミユウガ(ディアブロッサ高田FC U-15)
5 福田 師王 フクダシオウ(神村学園中)
6 柏木 陽良 カシワギヒイロ(RENUOVENS OGASA FOOTBALL CLUB)
16 菊池 将太郎 キクチショウタロウ(FC川崎CHAMPジュニアユース)
7 坂井 駿也 サカイシュンヤ(ソレッソ熊本)
8 島 龍之介 シマリュウノスケ(サルパフットボールクラブ)
17 西川 楓人 ニシカワフウト(川上フットボールクラブ)
9 亀谷 暁哉 カメタニアキヤ(東海スポーツ)
2 木内 直央 キノウチナオ(F.C.コーマラント)
10 根津 元輝 ネヅゲンキ(1FC川越水上公園)
11 東 廉太 ヒガシレンタ(高川学園中)
26 髙橋 完太朗 タカハシカンタロウ(共栄中)
18 土橋 公哉 ツチハシコウヤ(朝霞ESTRELA・Jrユース)
12 佐藤 尚生 サトウヒサキ(H&AFCジュニアユース)
19 松田 雅斗 マツダマサト(Vervento京都F.C.)
13 井野 佑優 イノユウマ(千里丘FC)
14 大前 慶悟 オオマエケイゴ(横浜ポラリスFC)
20 竹内 諒太郎 タケウチリョウタロウ(FC.フェルボール愛知)
21 岡山 琉斗 オカヤマリュウト(長岡ジュニアユースフットボールクラブ)
27 水田 亮輔 ミズタリョウスケ(Jフィールド岡山F.C.)
28 越後 侑士 エチゴユウシ(伊達中)
29 深井 仁 フカイジン(北部中)
30 茅野 直希 チノナオキ(茅ケ崎中)

スケジュール

4月1日(月)PMトレーニング
4月2日(火)AMトレーニング
15:30練習試合 vs.アスルクラロ沼津 U-15
4月3日(水)AMトレーニング
15:30練習試合 vs.富士市立高校
4月4日(木)AMトレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

アカデミーを知る1日に~「JFAアカデミー熊本宇城体験会」を開催~ #jfa #JYD

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JFAアカデミー熊本宇城では、3月21日(木・祝)に小学生を対象に「JFAアカデミー熊本宇城体験会」を行いました。この体験会は、参加する選手や保護者にトレーニングや施設見学を通してJFAアカデミーの活動を広く知ってもらうことを目的として行われました。また、体験会はアカデミー生が運営をサポートしました。

参加者コメント

新5年生:熊本県から参加
体験会に参加したのは、新しいことを教えてもらって上手くなりたかったからです。ゴールキーパーのトレーニングでは、スローイングのパスの強さ、キャッチングの方法を知ることができました。基本姿勢から早く動き出すためのポイントがわかったので楽しかったです。試合では、味方からのパスを次の味方に正確につなぐことができました。低くて速いシュートに対しても,しっかり手の形を意識してキャッチをすることができました。体験会でアカデミーのことを詳しく知ることができて良かったです。

新5年生:福岡県から参加
友達の兄がアカデミー生なので、アカデミーのことは知っていました。サッカーが上手くなりたくて体験会に来ました。トレーニングでは、パスの蹴り方、どっちの足にパスを出せば味方に前を向かせられるかが分かりました。パスコースになるために、タイミングよく相手の逆をとることも教えてもらいました。試合ではパスが成功できたし、ゴールを決めることができて楽しかったです。アカデミーでは勉強道具や布団もしっかり整理整頓されていたので、自分もできるようになりたいと思いました。

新6年生:佐賀県から参加
アカデミーのことは、チームの先輩が在籍していたので知っていました。トレーニングではいろんなチームの選手たちとプレーできたので楽しかったです。ゴールキーパーのトレーニングを体験してみて、自分は基本のテクニックをもっと正確にできるようになりたいと感じました。ゲームでは、コーチングやパスの質が上手くできたので良かったです。

新6年生:福岡県から参加
アカデミーはどんなところがすごいのかを知るため体験に来ました。トレーニングでは、パスコースを作るために相手や味方と重ならないようにすること、たとえ相手にパスコースを消されても、次のスペースを探しておいて更に動き直すことを学びました。ゲームでは1タッチでのパスや、連続して関わり続けパスをつなげることができたので楽しかったです。

新6年生:熊本県から参加
以前からアカデミーを受験したいと思っていたので体験会に参加しました。試合では、たくさんピンチを防ぐことができました。1対1の場面では相手がシュートを打つ前にボールを奪うことができて良かったです。攻撃では、最初はパスを正確に出せなかったけど、優先順位から判断できているとコーチが褒めてくれたので、その後は上手くプレーすることができました。ゴールキーパーのトレーニングも楽しかったです。施設見学をしてみて、サッカーと勉強、そして学校との両立ができていることはすごいと思いました。

保護者:熊本県から参加
子どもたちのトレーニングの様子を見学させていただきました。子どもたちは楽しくプレーしていましたし、施設も綺麗でJFAアカデミーの活動にすごく興味が湧く体験会でした。子どもたちが楽しく活動することができたので良かったと思います。

保護者:熊本県から参加
トレーニングでは、アカデミーのスタッフが選手一人ひとりの名前を呼んで指導しているところが印象に残りました。個のレベルアップを促す指導は良いと感じました。参加した子どもがすっごく楽しかったと言っていました。体験会はとても充実していたので参加して良かったと思います。

JFAアカデミー堺 1年間の活動を振り返って #jfa #JYD #nadeshiko

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4月に7期生を迎えてスタートした今年度の活動も、早いもので1年が経とうとしています。

1学期は、5月のU-15中国女子代表チームとの国際親善試合や、インターナショナルコーチングコース参加者との交流、6月のサンラモンFCの受け入れ等、J-GREEN堺に集まる海外のチームや指導者との国際交流の機会に恵まれました。

2学期は、体育大会や文化活動発表会などの学校行事が多く、中学校生活も充実したものになりました。
恒例の9月の「堺まつり」では、7期生(1年生)が大パレードに参加し、堺市の魅力を知ると共に、堺のみなさんに応援して頂いていることを実感できた様子でした。
1年間の締めくくりとなる3学期は、5期生(3年生)は進路を見据えてトレーニングに一層集中した日々を送りました。6期生(2年生)は、2月にUSA CAMPを実施し、アメリカの同年代のチームとのトレーニングマッチに刺激を受け、USA CAMP終了後はこれまで以上に向上心を持ってトレーニングに取り組んでいます。7期生(1年生)は、まもなく初めて後輩を迎えます。上級生としての自覚をもって、今後の活動に取り組みます。

アカデミー生コメント

松永一紗選手(中2:6期生/FCヴィトーリア)
私は、コミュニケーション能力を高めることが今年度の目標でした。1年生のときは、自分から話しかけることが苦手で、いつも受け身でした。しかし、今年は自分から話しかけて行き、コミュニケーションを積極的にとるように努力しました。日常生活の場面でもサッカーの場面でも、思っていることを話してコミュニケーションをとることで、お互いの気持ちがわかりました。困っている後輩がいたら、自分から声をかけて教えたり助けることができました。私は4月から3年生になります。最高学年として、後輩の見本になれるように頑張っていきたいです。練習前にはグラウンドに早く行って準備をしたり、たくさんのことにチャレンジしたりして、行動で表していきたいです。

林美希選手(中2:6期生/FCヴィトーリア)
私は1年間、オンザピッチでは2つのことを意識してトレーニングをしました。1つ目はプレーの確実性です。コントロールやパスのミスでボールを失うことがないように、日常のトレーニングでボールの置き所やパスのずれがないように1本1本を集中して取り組む用にしました。2つ目は守備のアプローチの距離とステップワークです。今まではアプローチの距離が遠かったり、ステップでついて行けておらず、簡単に相手にパスを出させてしまったり、ドリブルで抜かれてしまうことが多かったです。そのため、アプローチの距離を意識しながら、簡単に足を出さずにステップでついて行くようにして、相手の動きを見極めてから体を入れるようにしました。オフザピッチでは、自分の言いたいことをはっきり伝えることに取り組みました。しかし、自分の思っていることや言いたいことが相手に上手く伝えられないことが多いです。もうすぐ3年生になるので、自分の言葉や行動に責任を持ち、積極的に行動していきたいです。

杉本結月選手(中1:7期生/FC BASARA甲賀レディース)
私はJFAアカデミー堺に入校してすぐの時、いつ何をすれば良いのか等、寮生活のことが何もわかりませんでしたが、先輩達が優しく教えてくれました。今では、周りの状況を見て、自分で考えて行動することができるようになりました。マナーセミナーや法教育などのプログラムも受けることができ、食事の仕方や法律について学ぶことができました。そしてサッカーの面では、毎日とても良い環境で練習ができています。そのことに感謝しています。しかし、怪我をしてから約半年ほどサッカーをすることができず、リハビリに取り組みました。私は怪我をするまでは、自己管理に対してあまり真剣に考えていなかったように思います。怪我をしたことで、自己管理の大切さがわかり、アイシングやストレッチをしっかり行うようになりました。もうすぐ後輩が入校してきます。私が先輩に優しく教えてもらったように、新入生が困っていることはないか、自分から気にかけて声をかけていこうと思います。

JFAアカデミー福島男子11期生 富士岡中学校を卒業 #jfa #JYD

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3月20日(水)にJFAアカデミー福島男子のジュニアユースの選手が通う静岡県御殿場市立富士岡中学校の卒業式が挙行され、11期生の14名も、先生方、在校生、多くの保護者に見送られ、無事卒業することができました。
11期生にとって中学校での3年間は、先生方や友達と授業や行事を共に過ごすことによって、社会性を身につける場となりました。
JFAアカデミー福島の11期生は、富士岡中学校で学んだこと、経験したことを忘れずに、高校生活に向けて準備をしていきます。

選手コメント

久永瑠音選手(11期生:中3)
中学校生活では、3年生の時の富陽祭で、合唱の指揮者を任されたことが強く印象に残っています。本当にたくさんの思い出を、たくさんの友達と作ってきました。そんな友達と今日、別れてしまうのは、少し寂しい思いもありますが、それぞれがそれぞれの道で頑張っていかなければなりません。僕自身も高校生活に向け、気持ちをしっかりと切り替えて、頑張っていきたいと思います。

尾﨑太亮選手(11期生:中3)
卒業式には、多くの保護者や来賓の方々に来ていただき、少し緊張しましたが、式はとても感動するものとなりました。特に最後の合唱の時には、普段離れて暮らしている両親の見ている前で、自分の成長を見せることができました。これからは高校生活に入りますが、富士岡中学校で学んだこと、大切な友達と過ごした貴重な時間を決して忘れず、自分の夢にむかって努力していきたいです。

有馬昇永選手(12期生:中2)
富士岡中学校の卒業式に在校生として参加しました。今日感じたことは、三年生の「大きさ」でした。特にそれを感じたのは最後の合唱の時でした。合唱を聞いた時は、鳥肌が立ちました。そんな先輩たちの姿を見て、憧れを抱き、偉大な先輩たちを超えたいと強く思いました。卒業生が退場する時に、アカデミー生以外の先輩たちからも、「頑張れ、来年はお前たちの番だ」と言われ、自覚が芽生えました。4月からは新入生も入り、自分たちが最高学年になるので、しっかりと富士岡中学校を盛り上げ、背負っていきたいと思います。

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